去る2021年3月7日に石垣島平野海岸にて、海Loveネットワーク様主催のビーチクリーンに参加しました。
美しく輝くエメラルドグリーンの海。日本各地からの観光客は、誰もがこの美しい海を見たくて石垣島を訪れます。
しかし、観光客たちが向かった海岸には、廃棄されたプラスチックをはじめとする無数のごみが、気が遠くなるほど延々と、無数に散らばっています。
近づいてみると、波が運んできたそれは発泡スチロールやペットボトル、壊れた漁具など。
特にプラスチック製品は自然界で分解・吸収されないため、いつまでも砂浜に散在し続けることになります。そしてそれらは、海岸の景観や清潔を損なうばかりでなく、海の生物に大きな影響を与えています。
このゴミをなんとかしたいと島内でビーチクリーンをはじめた、地元のボランティア団体「海Loveネットワーク」
その海Loveネットワークが一年に一度、定期的に清掃活動を行なっているフィールドの一つに、石垣島最北端の平久保にある平野海岸があります。ここは、風向きや潮流の影響で、冬の間の漂着ゴミがすべて流れ着く場所。プラスチックごみによる汚染も深刻です。
プラスチックの寿命は400年を超えるという説があります。しかも、その過程で劣化や粉砕が進み、いわゆるマイクロプラスチック、ナノプラスチック化が必然です。合わせて、進むのは劣化や粉砕は有害物質を吸着しながら進むといわれています。
平野海岸のような漂着ゴミを放置したままでは、有害なマイクロプラスチック、ナノプラスチックを生み出すことになります。それらが海の生物の体内に入り、やがては私たち人間も海の生物を食材として口にすることで、知らず知らずに有害物質を蓄積していると考えることができます。
放置せずに回収する!回収したら資源として活かす!その循環の実現を目指し、多くの場で皆さんとご一緒していきます!
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