私たちのあるべき姿が問われる「ファッションワールド東京」

去る4月5日~7日に、東京ビッグサイトにて10回目となる「ファッションワールド東京」が開催された。言うまでもなく、直近の複数回では、サステナブルファッションであることが、業界で生き残る、まさに持続可能への条件となっていることが見て取れる。


特に今回は、現存のリサイクルやアップサイクルだけではない、いわゆるエシカルなプロダクトや商材も豊富になってきていることが覗える。中でも、食材由来の素材の台頭が加速しているようだ。 フランスで昨年設立されたばかりのサステナブル・ス ニーカーブランド「シャイアンリッチライフスタイル」はパイナップルの廃棄物を革に生まれ変わらせている。5種類の果物・植物(アップル・ パイナップル・グレープ・サボテン・コーン)の廃棄物とバイオポリウレタンから作られる素材を革の代わ りに使用し、CO2排出も約90%抑えた環境配慮型ブ ランドである。


最新繊維製ブランド 「Bio(バイオ)」は、サトウキビが原料である。サトウキビから生まれた繊維PlaX Fiberの備える、人にも地球にもやさしい機能を生かしたアイテム提案 によって、豊かな生活の実現を目指すD2Cライフスタ イルブランドである。


他にも、アップルレザー、グレープレザーなど、その多くが”土に還る”という特質がある。したがって、新たなゴミや廃棄物の削減にも貢献できるのである。 ファッション産業が与える環境負荷が世界的な問題となっている中、最新のサステナビリティを考慮した70,000種超が出展する本展には最新サステナブル製品が多数出展し、その淘汰とともに、私たちのあるべき姿を見誤らないソーシャルグッドな観点が欠かせないときが目前に迫っていると感じる展示イベントであった。


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