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『八重山ビーチクリーンプロジェクト』石垣市が記者会見を開催







プロジェクトページでも紹介している私たちのアクション「八重山ビーチクリーンプロジェクト」の本格始動を石垣市が記者会見にてプレスリリースを行った。 いよいよ、9月29日に初出荷!

石垣市は、海岸に漂着するペットボトルについて、豊島株式会社(原料から製品まで取り扱う大手繊維専門商社、豊島半七代表取締役社長、本社・名古屋市)と継続的な買い取り契約を締結、4―7月回収した漂着ペットボトル約1500㌔を常の使用済みペットボトルと1対9の割合で混ぜて原綿にされ、雑貨などの製品になる。来年の秋・冬商品として販売される予定だ。9月29日に初出荷だ。

石垣市環境課によると、自治体として漂着ペットボトルの継続的な買い取り契約を結ぶのは全国初。2020年5月に37㌔を試験的に出荷。継続的に製品化したいとの意向を受け契約を締結したと言う。


SDGsの実走に向けてサーキュラー化


島内では海岸ボランティア清掃が盛んに行われており、市はごみ袋を無償提供し、車両の出入りできる場所1カ所に集めた場合には回収している。20年度のボランティア清掃は380回実施され、延べ4000人が参加、250㌧を拾い集めた。

このうちペットボトルは2.5㌧(約14万7000本)。塩分が多く付着しているためリサイクルが困難で、市は委託業者に費用を払って埋め立て処分を行う手立てとなっていたが、今年度からは豊島に販売して再利用を促進できるようになり、清掃活動が点に留まらずサーキュラー化することとなる。

初出荷分は、最終処分場内で1㍍四方に圧縮梱包した6個(約8万本)。帽子、かばん、マスク、Tシャツなどの材料に使用される。

中山義隆市長は「漂着ペットボトルが製品化されるようになれば、SDGsの取り組みにも寄与することになる。企業やボランティア団体とさらに連携して漂着ペットボトルの回収率を高めていきたい」と話している。



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